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#62 magazine

CLIP「月刊:種ともこ」第一号(start!)
CLIP「吉良知彦:LIVE TOUR 2008「ギターと鈴と譜面台と私」& MESSAGE」
CD+DVD:「HEATWAVE:land of music " the Rising "」

連載コラムTERA'S SOUNDTRACK REVIEW #62/「女王陛下の007」



 種ともこ 特別企画「月刊:種ともこ」第一号 (START!)


種ともこ 特別企画、「月刊:種ともこ」が今号からスタートしました。
今年1年の間、種さんの音楽活動、近況やメッセージ等をお届けいたします。
お時間ある時に、お楽しみ下さい。(第二号は、コチラ!)

種ともこ弾き語りシリーズが始動!
タイトル:「雪月花 Vol.1」
日時:2008年3月28日(金)
時間:開場 19:00 / 開演 19:30
会場:渋谷7thFLOOR (予約:03-3462-4466)
料金:前売 2,500 / 当日 3,000(ドリンク別)
出演:種ともこ / 鈴木亜紀

    
種ともこさんの詳しいインフォメーションは、オフィシャルサイトまで!

Movie

月刊:種ともこ」第一号

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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



 「吉良知彦(ZABADAK):LIVE TOUR 2008「ギターと鈴と譜面台と私」 & SPECIAL MESSAGE」


久々のZABADAK吉良知彦氏の登場です。

2008年ZABADAK春のツアー「ギターと鈴と譜面台と私」がスタート!
そんな吉良知彦氏から、最新映像メッセージをお届けいたします!

さて、何が飛び出すのかは、観てのお楽しみです。 お時間有る時どうぞ。

「ギターと鈴と譜面台と私/2008年ZABADAK春のツアー」

 出演 ZABADAK:吉良知彦(ギター、ボーカル)

4月4日(金)
場所:札幌 BESSIE HALL
時間:開場19:00 開演19:30
料金:前売り3500円(全自由)
(問)BESSIE HALL (011-221-6076)
 
4月5日(土)
場所:富良野 野良窯
時間:開場16:00 開演17:00
料金:前売り2500円(全自由/1ドリンク別)
(問)ペネロープ(03-5410-3004)

4月26日(土)
場所:南青山 MANDALA
時間:開場18:00 開演19:00
料金:前売り4200円(全自由/1drink込)
(問)南青山MANDALA (03-5474-0411)

5月9日(金)
場所:名古屋 APOLLO THEATER
時間:開場19:00 開演19:30
料金:前売り3500円(全自由/ドリンク別)
(問)グランドライン (052-261-5308)

5月10日(土)
場所:京都 Live Spot RAG
時間:開場18:00 開演19:00
料金:前売り3500円(全席自由/1ドリンク・1フード別)
(問)京都 Live Spot RAG(075-241-0446)

5月25日(日)
場所:仙台 MACANA
時間:開場18:30 開演19:00
料金:前売り3500円(全自由/1drink別)
(問)MACANA(022-262-5454)

「ZABADAK」の詳しいインフォメーションは、オフィシャルサイトまで!

Movie

吉良知彦 Special Massage

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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)


  


 「HEATWAVE:land of music " the Rising "」2DVDs+2CDs+1BOOK


HEATWAVE。ファン待望の限定ボックスセットが登場!

見よ、万国のドリーマー。
あんまり悲しくて泣いてしまった21世紀のある日から彼らは探しはじめた。
land of musicという名の喜望峰。流した汗はウソをつかない。
つーかブラザー、一生かけて追ってゆく。ヒートウェイヴの最高到達地点、
2007年の名作アルバム『land of music』から生まれていったもの。
見よ、万国のドリーマー。つーかシスター、音楽わくわくランドへようこそ。

映像+音楽+言葉による、アルバム「land of music」への航海誌。

「land of music "the Rising" / HEATWAVE」2DVDs+2CDs+1BOOK

320mm×320mm ボックスセット仕様/エコバッグ付き 
2008.02.01 release/税込¥12,800/HWNR-002[限定1,500部]


Disc1 :ドキュメンタリーDVD『Searching for "land of music"』
作曲、ツアー、レコーディング、マスタリングまで、
アルバム『land of music』までの日々に密着し記録した映像を、
渡辺圭一が編集したドキュメンタリーDVD。約68分。

Disc2 :ライヴDVD『"land of music" in Action』
Live at LIQUIDROOM ebisu April 22, 2007
ヒートウェイヴ史上初、映像チームとコラボレイトした、
2007年4月のツアー、最終日、東京公演を、
ほぼ完全収録したライヴDVD。全13曲。約108分。
ステージに結実した『land of music』の音像世界。

Disc3, 4 :ライヴCD(2枚組)『Believe in "land of music"』
Live at LIQUIDROOM ebisu April 22, 2007
2007年4月のツアー最終公演を2枚組のCD化。
ライヴDVD『"land of music" in Action』と同内容。
ミキシングは山口洋が、マスタリングは細海魚が担当した
ヒートウェイヴ史上最高のハイクオリティ・ライヴ音源。

Book :ダイアリー本『Days of "land of music"』
The Rock'n Roll Diary, 2005-2006
2005年1月から2006年12月まで、山口洋の言葉で綴られた
『land of music』に辿り着くまでの記録。B5サイズ228ページ。
『land of music』への旅を追体験できる航海日誌。


尚、収録曲の「PRAYER ON THE HILL」が、現在公開中!コチラまで。

詳しい情報は、特設サイトまで。

また、来号#63にて、山口洋氏のロングインタビューを掲載します。
どうぞ、お楽しみに!





連載  Soundtrack Review by TERA@moment

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。          


#62

『ON HER MAJESTY'S SECRET SERVICE/邦題:女王陛下の007』

音楽:ジョン・バリー/ JOHN BARRY

1969年/英/ ピーター・ハント監督作品。
2時間10分。ハリー・サルツマン&アルバート・R・ブロッコリ製作。
マイケル・リード&エグリ・ウォックスホルト撮影監督。
ウォルフ・マンキウィッツ&リチャード・メイボーム
&サイモン・レイヴン脚本。
ジョージ・レーゼンビー主演。ダイアナ・リグ、テリー・サヴァラス、
バーナード・リー、ガブリエル・フェルゼッティ、ベッシー・ラヴ、他。

007シリーズの中では、割と地味な扱いになってしまっているが、
ファンの間では、常に上位に上がるほど人気のある作品でもある。
ジョージ・レーゼンビーといういろいろと癖のある役者ながらに、
国や場所や文化によって、意見の分かれ方にも、相違点はある。
より原作のジェームズボンド像には近いイメージである事は間違いない。

今迄のボンドの歴史の中で、どちらかといえば、最近作21作目のダニエル・クレイグのボンドのイメージに近く、
人間味溢れたキャラクター作りになっていて、劇中でJBの結婚式シーン、涙を流すシーンなどもある。

監督のピーターハントは、これまで「ゴールドフィンガー」など、編集担当として、007シリーズに関わっていた人物で、
007については既にスペシャリスト的な存在である為、ジェームズボンドの捉え方が、これまでのキャラクター像とは違い、
原作に忠実にあらため見つめ直して、この6作目で、大胆に軌道修正をかけた貴重な作りになっている。
ただ、ジョージ・レーゼンビー自身、役者経験もなく、異常なまでにマスコミに叩かれてしまった為、
結果、この1作品のみという結果に終わってしまったのが、とても残念なところである。
出来れば、同コンビで、もう一作の続編「ダイヤモンドは永遠に」を観たかったというファンも少なくないと思う。

この頃のジョンバリーは、007以外の音楽担当作品も多くなってきた時期。その為、サントラ内容も充実していて、
タイトル曲はJBの第二のテーマ曲化している。同年に担当した映画は、名作「真夜中のカーボーイ」などがある。

また、主題歌を歌うサッチモこと、ルイ・アームストロングの歌声も素晴らしい。
通常のオープニングのタイトルソングではなく、エンディングクレジットで流される楽曲になっている。
この楽曲「We Have All the Time In the World」、ハル・デイビッドとB・バカラックのコンビである。
このコンビは、「雨のぬれても」などの、映画音楽以外にも、数々のポップスの名曲を生み出してきたコンビだが、
名作ミュージカル映画「失われた地平線」発表後、一旦、そのコンビを解消する事になる。

また、この「We Have All the Time In the World」は、近年、ジェームズボンド・ベストカバーアルバムにて、
イギーポップによってカバーされて、K・ナイトレイ主演の映画「ジャケット」のエンディングにも使用されている。
この映画のラストシーンも、「女王陛下の007」同様、寂しげで哀愁のある終わり方になっている。

このサントラCDは、輸入盤で、入手可能です。
DVDも、レンタル&セルで、いつでも観る事が出来ます。お時間ある時に是非!

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