music: ED GERHARD「Virtue Records Tokyo」長谷川純也


今回のmusicは、米国のギタリストED GERHARDのレーベル「Virtue Records」の日本支社である「Virtue Records Tokyo」代表の長谷川純也氏にインタビューしました。
ED GERHARDの紹介と、貴重な映像も合わせてお楽しみ下さい。
(インタビュアー:TERA@moment)

Virtue Records HP http://www.virtuerecords.com/virtue/
Ed Gerhard HP http://www.virtuerecords.com



Edward Garhard(エドワード・ガーハード)
1956.6.4/ペンシルバニア,アビントン生まれ


●DISCO GRAPHY●


Night Birds/ナイトバーズ(1987)


Christmas/クリスマス(1991)


Luna/ルナ(1993)


Counting The Ways/カウンティング・ザ・ウエイズ(1996)


On The Cold Winter night/オン・ザ・コールド・ウインターナイト(1997)


The Live Album/ザ・ライブ・アルバム(1999)


House of Guitars/ハウス・オブ・ギターズ(2001)

 (以上、全てヴァーテューレコーズよりリリース)

・2002「ケン・バーンズ/マークトウェイン(サウンドトラック/Sony music)」

●影響を受けたアーティスト●

・10才の時、TVでアンドレス・セゴヴィアを聴き、ギターに興味を示し14才で購入。

・アンドレス・セゴヴィア、ミシシッピ・ジョン・ハート、マイルス・デイビス、ブラインド・ウイリー・ジョンソン、ドビッシー、ジョン・フェフィ、and more.

●コンサート●

・毎年60〜100ケ所のコンサートを行っている。
・主にアメリカ全土、イタリア、ドイツ、スイス、日本等広範囲で活動している。
これからの日本公演のスケジュールは次の通り。
 2003.03.10(月)/東京:STB139スイートベイジル
 2003.03.11(火)/大阪:心斎橋クラブクワトロ
 2003.03.12(水)/浜松:HEARTLAND
 2003.03.13(木)/東京:南青山MANDARA

●Edward Garhardのメッセージ:大切な事について●

人生の全てを宝物の様に感じています。多すぎて数えきれないくらいです。今は自分のスタジオが最も大切な場所の一つです。ドアを閉める度に、とても幸せなインスピレーションに満ちた気分になれます。他にもツアーでは世界中の多くの美しい場所を訪れる幸運に恵まれました。旅をしたり世界中の人たちと出逢う事は、私にとってとても大切な事です。物を所有する事にはあまり価値があるとは考えません。自分のギターを愛していますが、音楽がギターの内包されたものではない事を、知っています。音楽は自分の中にあるのです。その音楽への深い愛情を授かった事には、常に感謝しています。そして、そうした多くの宝物を分かち合える素晴らしい妻に出会えたのにも。
大切に思う時間は、いつでも「今、この瞬間」。人生や音楽をとても幸せに感じます。これまで作った素晴らしい思い出はこれからも続くでしょう。思い出は「今、この瞬間」に作られているのですから。

●BIOGRAPHY/プロフィール●

エド・ガーハードは、アンドレス・セゴヴィアからミシシッピ・ジョン・ハートまで、幅広い音楽的インスピレーションを元に、世界中に認められ賞賛される独自の、「ギターヴォイス」を築き上げて来た。華麗な音色と深みのある楽曲で知られる彼は、聴く者をたった一つの音色で感動させる事ができるのである。

エドがギターを弾き始めたのは14歳の時、TVで観たアンドレス・セゴヴィアの演奏に感銘を受けた事がきっかけだった。後にギタリスト、ジョン・フェフィの音楽に、導かれてオープン・チューニングの実験を試みる様になり、ギターの為の音楽を、自分でも作曲するようになった。その結果が開放弦の独創的な活用であり、曲から曲への豊かな彩りを見せている。メロディに富みながらステレオタイプにとらわれる事のない彼の演奏は、予想外の方向へと広がってゆく。

1987年輝かしいデビューアルバム『Night Birds/ナイトバーズ』が発表されて以来、エドの名声は、1977年に故郷のフィラデルフィアから移り住んだニューイングランド地域を、はるか越えて広がっている。『Night Birds』直後、ウインダムヒルレコードは、ギターサンプラー(Vol.1)に、エドを加えている。25万枚を売り上げた。このサンプラー『The Handing Down』のハイライトが、『Night Birds』の中の「Suite」という曲の第三楽章の拡大バージョンだった。

1991年の『Christmas/クリスマス』は、ボストングローブ紙によって、「フォーク部門の今季最高のレコーディング」に選ばれている。

1993年の『Luna/ルナ』は、レコードラウンドアップ誌の批評家による、「年間トップテンアルバム」をはじめ、多くのトップテンチャートに登場した。『Luna/ルナ』の素晴らしい音質は、ノイマンとマッキーデザインズという、プロ向けオーディオ・録音機材メーカーとして世界で最も尊敬されている2社の「御墨付き」を受けた。

銀髪が混ざったその頭から真っ青な靴下の先まで、ガーハードは一曲一曲に、自らのすべてを投入する。それが6弦、12弦、スライドギター、或いは、ハワイアン・ラップ・スチールであろうと演奏の度に、こなれたやり方で音楽的なテンションと巧妙なユーモアのセンスとをブレンドしていく。

そして、現在7枚目のアルバムとなる『House of Guitars/ハウス・オブ・ギターズ』が、リリースされている。また彼のギターは、アーロ・ガスリー やビル・モリセーのレコーディングでも聴く事が出来る。

本年2003年3月に来日公演を行う。



長谷川純也

Junya Hasegawa/Produce&compose&arrange&guitar

1978 松原正樹(ギタリスト)に師事、2年間アシスタントを務める。

1989 本人のソロアルバム『SomedaySomewhere/Junya Project』(crownrecords)を発表。アルバムプロモーションの為、単身渡米しプロモーション活動を続け、サンフランシスコのFM STATION「KKSF」でアルバムをON AIR、大好評を得る。

1990 『a vicious night in N,Y,C』(サザンオールスターズ・カヴァー・アルバム)を、produce,arrange,guitarを担当、NYのレコーディングでは多くの有名プレーヤーが参加、アルバムも国内で10万枚を超える大ブレイク。

1997 「小椋佳」の全国ツアーにギタリストとして参加。

1999 インディペンデント・レーベルに参加。

2000 レーベルにアメリカのアコースティックギタープレイヤー「ED GERHARD」のアルバムを2枚を紹介、2年間の販売ライセンスでリリースする。

2001 ギタリスト徳武弘文氏率いる「Dr,K Project」のアルバム『不思議な話』のト−タルプロデュースを担当。「ネスカフェ/N」のプロジェクトに参加。HMV独占販売のCD制作に参加。このアルバムには数多くのHipHop,clubシーンのトップが参加している。

2002 正式に「ED GERHARD」のレーベル、「ヴァ−テュ−レコーズ」の東京支店としての活動を始める。
Farther along / Ed Gerhard
「Farther along」クリップを見る 
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今回「ED GERHARD」を初めて知った方たちへのメッセージ

長谷川氏からのメッセージムービーを見る | 公開終了 |