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momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。

#52 magazine

CLIP:「sowan song:『瞬間線』」
LIVE:「ありましの:『コノセカイ』」
LIVE:「伊藤銀次:The 30th Anniversary Tour "Baby Blue 2007"」

連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #52/
散文詩:「#21/リズム」 by KanaT



 『sowan song / 瞬間線』〜sowan song 最新メッセージ〜


 momentでは初登場になります「sowan song」。ニューアルバムと共に、
全国ライブツアーも決定しています!お近くの方は、是非!

<『瞬間線』発売記念ツアー「春感線」〜春に心は散りもする、咲きもする〜>

4月20日(金) 大阪 Flamingo the Arusha
4月21日(土) 京都 JEUGIA(十字屋)三条本店
4月23日(月) 福岡 DRUM Be-1
4月24日(火) 高松 黒船屋
4月25日(水) 松山 Monk
4月27日(金) 名古屋 得三
4月28日(土) 静岡 BAR CHATON *THANK YOU SOLD OUT!
5月9日(水) 東京 7thFLOOR


sowan song 2nd album[瞬間線](税込定価¥2100/tPD records/DDCZ-1398)




sowan song の詳しいインフォメーションは、オフィシャルサイトまで!

Movie

sowan song 最新メッセージ
(ツアー前のリハーサル時に収録)
ムービーを見る
| Mac | Win |

(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)


 「ありましの:3rdアルバム『コノセカイ』」


 momentでは、お馴染みのシンガーソングライター「ありましの」さん、
待望の3rdアルバム『コノセカイ』が、4月25日に待望のリリースが決定しました!
それに合せて、東京に引き続き、地元の鹿児島にて、CD発売記念ライブを開催します。

■ ありましの コンサート'07「コノセカイ」

日時:2007年5月25日(金) OPEN 18:30 / START 19:00
場所:鹿児島 鹿児島市民文化 第二ホール
住所:鹿児島県鹿児島市与次郎二丁目3番1号
TEL:099-257-8111
料金:前売り \2,500/当日券 \3,000 (ドリンクなし)
チケット:電子チケットぴあ 0570-02-9999 http://pia.jp
電子チケットぴあ 0570-02-9966【Pコード:252−963】
ローソンチケット 0570-000-777
ローソンチケット 0570-084-008【Lコード:83713】
問い合わせ:南桴舎(042-401-1228)

ありましのさんやニューアルバムの詳しいインフォメーションに関しましては、
ありましの・オフィシャルHP(http://www.shunon.net/)まで。


 「伊藤銀次:The 30th Anniversary Tour "Baby Blue 2007"」


伊藤銀次、ソロデビュー30周年を記念して、久しぶりのライブツアーが決定しました!
次はいつ観れるか分からない貴重なツアーになる、全国5カ所の日程は次の通りです!

<東京公演>
日時:2007年06月03日(日) 
場所:東京・赤坂「グラフィティ」(東京都港区赤坂3-21-10 赤坂NSビルB1)
時間:17:30開場/18:00開演  問合せ:「グラフィティ」03-3586-1970

<仙台公演>
日時:2007年06月17日(日)
場所:宮城・仙台「LIVE HOUSE enn」(仙台市青葉区本町2-14-15 小林中央ビルB1)
時間:18:00開場/18:30開演  問合せ:「LIVE HOUSE enn」022-212-2678

<名古屋公演>
日時:2007年07月06日(金) 
場所:愛知・名古屋「TOKUZO」(名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2F)
時間:18:30開場/19:30開演  問合せ:「TOKUZO」052-733-3709

<京都公演>
日時:2007年07月7日(土)
場所:京都・京都「RAG」(京都市中京区木屋町通三条上ル エンパイヤビル5F)
時間:18:00開場/19:30開演  問合せ:「RAG」075-241-0446

<大阪公演>
日時:2007年07月8日(日)
場所:大阪・梅田「Banana Hall」(大阪市北区堂山町16-3 Banana Hall)
時間:17:00開場/18:00開演  問合せ:「Banana Hall」06-6361-6821


お近くの方で、伊藤銀次のライブが初めてという方も、この機会に是非お越し下さい!


(30thツアー:関西版フライヤー)


連載  Soundtrack Review by TERA@moment

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。          

#52

『THE WAY WE WERE/邦題:追憶』

音楽:マービン・ハムリッシュ/MARVIN HAMLISCH

主題歌:アラン&マリリン・バーグマン&マービン・ハムリッシュ
1974年/米/シドニー・ポラック監督作品。1時間58分。
アーサー・ローレン脚本・原作。レイモンド・スターク製作。
ロバート・レッドフォード、バーブラ・ストライサンド主演。
ブラッドフォード・ディルマン、ロイス・チャイルズ、ジェームズ・ウッズ、他競演。

冬から春にかけての季節には、多分、ピッタリの映画です。
名作揃いのポラック監督&レッドフォードのコンビ作のひとつ。
今回の映画も、忙しいひととき、一瞬、光を注してくれる作品です。

ハベルとケイティ、二人の20年くらいに渡る<恋愛大河劇>で、
戦争や学生運動、映画業界の「赤狩り」、ウーマンリブ等、色々な背景が、二人のドラマの中に写し出されてゆきます。

主題歌の美しさももちろんですが、サントラ全体としても素晴らしい作品で、マービン・ハムリッシュの出世作。
其の頃からロバートレッドフォードには信頼が厚く、後にアカデミー作品賞に輝いた、レッドフォードの初監督作品、
「普通の人々」でも、その手腕を発揮しました。他に「スティング」「007/私を愛したスパイ」「ソフィーの選択」等。

サントラ中、印象的なものをあげてゆくと、
まずM1は、「The Way We Were」は、映画音楽としてはもう有名な曲で、バーブラストライサンドが歌うテーマソング。
バーブラ演じるケイティの心の動きを表現しているM3の「Look What I've Got」。
劇中に何度も何度も繰り返し、流される主題曲のインストM6「The Way We Were(inst)」。
M7は、可愛らしく素朴なイメージで表現されているケイティのテーマ「Katie」。
M8は、背景が30年代から始めるので、その当時の様子を現す為に劇中効果的に使用された名曲の「In The Mood」。
最後のM12「Finale」は、映画の終わり頃、印象的なヨットのシーン、それから再会する街。とても切ないアレンジのテーマ曲。

公開当時の1974年は、自分がちょうどロードショーを観出した直前で、
リアルタイム時は興味が湧く様なジャンルの映画でなかった年頃だった為に、
1976年リバイバル公開翌年の1977年に、二番館で2本立で観た記憶があります。
あの頃の有楽町には、まだ有楽座や日比谷映画、丸の内ピカデリー等があった頃で、
ロードショー館ではなく「有楽シネマ」という名画座、有楽町駅前の小さな商店街の2階だったと思います。
映画を観ていると、駅が近いのか、コヤがボロいのか?良く電車の音が聞こえてきたりした事、
有楽町で観る時は、駅前の吉野屋に寄って映画館に足を運んだなどの記憶が残っています。

ハリウッドの「赤狩り」の存在も、この映画で初めて知った事だったと思います。

このサントラCDは、すぐ手にいれる事が出来ると思います。
DVDは、レンタルで、いつでも観る事が可能です。
セルは、約1時間のメイキングが付いたコレクターズ版がお勧めです。

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連載  散文詩:「#21/リズム」 by KanaT


 
 
「リズム」by KanaT
 
 
 水玉柄の眼鏡かけて
 おかっぱ髪の女の子
 
 踵の高い
 靴でダンスしてる
 細い足を揺らして。
 
 バナナ紅茶の味見して
 カポエラのリズムで笑おう。

 月の見える丘で
 あの子
 踵高い靴で、
 朝になるまで
 ずっと踊ろう。
 
 バナナ紅茶の味見して
 恋の話を始めましょう。

 月の見える丘で
 細い足を
 揺らし、
 朝に鳴るまで
 ずっと踊ろう。
 
 朝になるまで
 ずっと踊ろう。



  
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