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momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。


		＃39 contents CLIP：「池上英樹」スペシャルメッセージ LIVE：06.04.26 「ありましの／レコ発ワンマンライブ『詩乃会／ヒカリノワ』」 (東京・恵比寿SWITCH) (東京・吉祥寺PLANET-K) LIVE：06.05.21 「ザバダック／ZABADAK LIVE 2006」 (神奈川・川崎 CLUB CITTA') 連載コラム：TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #39/時をかける少女散文詩：「#09/割れた体温計」 KanaT

　「池上英樹」スペシャルメッセージ

moment web site初登場になる、パーカショニストの「池上英樹」。
パーカッションとマリンバを自由に操る彼は、今年1月13日、
文化庁芸術祭賞新人賞受賞。
そんな「池上英樹」の音楽をたっぷりと詰め込んだDVDを、
現在企画中です。
初めて名前を聞いた方も、すでにライブを観ている方も、
是非、今回のメッセージ映像を、一度チェックしてみて下さい。

＜池上英樹／今後のライブスケジュール＞
2006年4月25日奈良・ろくさろん
2006年4月27日兵庫・宝塚ベガホール
2006年5月24日九州・久留米えーるピア
2006年6月上旬新潟・(予定)
2006年7月2日山梨・芸術の家コンサート
2006年7月8、9日兵庫・豊岡短期大学内
2006年8月１２～19日山梨・「河口湖音楽祭」
2006年8月12、13日山梨・河口湖円形ホール
2006年8月19日山梨・河口湖ステラシアター
2006年8月24日　奈良・大和郡山城ホール
2006年8月25日愛知・立芸術劇場
2006年8月27日東京・ルネ小平
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問い合わせ／クリスタルアーツ（０３－５２１０－９０７１）
池上英樹さんの詳しいインフォメーションに関しましては、
池上英樹オフィシャルHP(http://www.geocities.jp/hideki_ikegami/)まで。

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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)

　06.04.26 「ありましの／レコ発ワンマンライブ『詩乃会／ヒカリノワ』」 (東京・恵比寿SWITCH)


こちらもお馴染みの。「ありましの」待望のニューアルバムがリリース決定！それに合せて、レコ発ワンマンライブ、『詩乃会／ヒカリノワ』を開催いたします。彼女にとって、ターニングポイントになるだろう、このCDイベントに是非！日時：2006年4月26日(日) 場所：「恵比寿SWITCH」住所：東京都渋谷区恵比寿3-28-4　TEL：03-5795-1887 料金：前売2,500円／当日3,000円問い合わせ：「恵比寿SWITCH」HP(http://www.atono.co.jp/switch) 主催：南桴舎ありましのさんの詳しいインフォメーションに関しましては、ありましの・オフィシャルHP(http://www.shunon.net/)まで。

　「ザバダック／ZABADAK LIVE 2006」 (神奈川・川崎 CLUB CITTA')


momentでは、お馴染みの「ザバダック」。次のライブは「ZABADAK LIVE 2006」。昨年リリースした、劇団ひまわりのミュージカル「秘密の花園」のサウンドトラックが好評。今回、momentもVJにて、参加する予定なので、今から準備が楽しみです。どんなライブイベントになるのか、今後新しい情報を時折更新いたします。お時間ある方は是非！日時：2006年5月21日(日) 場所：「川崎 CLUB CITTA'」時間：open/17：00 start/18：00 料　金：￥5,000（with tax / 全席指定・1drink別）当日￥5,500 チケット：下記プレイガイドにて3月12日より発売中！ (チケットぴあ　0570-02-9999　　ローソンチケット　0570-00-0903 e-ticket http://www.e-ticket.net) 問い合わせ：CLUB CITTA' 044-246-8888 (http://clubcitta.co.jp　携帯から　http://m.clubcitta.co.jp) penelope 03-5410-3004 ZABADAKの詳しいインフォメーションに関しましては、 ZABADAKオフィシャルHP(http://www.zabadak.net/)まで。

連載	from TERA

TERA's Soundtrack Review　このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。

#39
『時をかける少女』

主題歌：原田知世/音楽監督：松任谷正隆
1983年/日/大林宣彦監督作品。1時間44分。
阪本善尚撮影監督。角川春樹製作。筒井康隆原作。
原田知世、高柳良一、尾美としのり主演。
岸部一徳、根津季衣、上原謙、入江たか子、他共演。

「モモ、クリ、三年、カキ八年ユズは九年で成り下る、
ナシのバカめが十八年。愛の実りは、海の底　　空のため息、
星くずが、ヒトデと出会って、億万年。」
映画「時をかける少女」の音楽に関して、話題が上る時、
必ず、この『愛のためいき』の歌詞に話は集中してしまう。 (笑)
サントラLP、B面の真ん中、1分57秒のこの楽曲は、
まるでミュージカル映画の様に、主役の２人によって歌われる。
監督の大林宣彦自身の作曲で、原作から「映画」に生まれ変わる為に、
とても重要な音楽(詩)であり、独特な世界観を巧みに表現している。

主題歌の「時をかける少女」は、当時歌謡曲シーンで大ヒットを飛ばした。
このヒットの裏には、当時の角川映画のメディアミックス戦略が、
見え隠れしているが、今日、改めて聴き返してみると、
原田知世と、彼女の演じた「芳山和子」というキャラクターを、
とても上手く重なり謳いあげたものになっていると感じる。

このサントラには、主人公のセリフが展開順に5曲分収録されており、
映画を観ている様な感じで聴く事が出来る所が嬉しい。
大林映画の「さびしんぼう」のサントラも同じ様に構成されていた。
大林監督の映画音楽のファンとしては、尾道三部作、新三部作を合せて、
いつか、サントラBOXにしてリリースして欲しいところ。

1983年、当時働いていた大阪・梅田東映劇場で、この映画を上映していた時、
休み時間になると、ずっと映画館の中で見続けていた想い出がある。
その映画館も数年前、取り壊されて、今そこには、新しいビルが建っている。

DVDではいつでも観れます。CDは、現在廃盤。しかし中古CDは見つけやすい。

連載	散文詩：「#09/割れた体温計」 KanaT

「割れた体温計」　　　　by　KanaT

　　

　　朝のニュースを
　　鸚鵡が
　　何度も　
　　繰り返すので
　　僕は風邪を
　　ひいているのです。

　　飲み残したままの
　　牛乳が
　　机の上に
　　じっとして
　　僕は僕を
　　咎めたい気分でいる。

　　割れた
　　体温計で
　　君のこころは
　　計れず
　　二人の時間が
　　呆気無く　
　　転がる。

　　微熱の途中で
　　鸚鵡が
　　やたらと騒ぐので
　　僕は風邪を
　　ひいてしまったのです。

　　退屈な
　　欠伸の後
　　君の言い訳が
　　耳の奥に
　　媚びついて離れず
　　僕は
　　鼻もかめません。

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