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momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。

#10contents
Report「DSL/ドクター・ストレンジラブ」 NEW ALBUM REPORT PART-1
Live井上富雄「cajun moon night Vol.3」
Clipおちあいさとこ『ことば』
Web site「DR.STRANGELOVE NET」http://dr-strangelove.under.jp/
Web site「radiofish」http://www.tfm.co.jp/radiofish/
連載:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW/KEN'S BOOK REVIEW
連載:JUNYA's Select Guitarshop

 




 「DSL/ドクター・ストレンジラブ」 NEW ALBUM REPORT PART-1

「DSL/ドクター・ストレンジラブ」 NEW ALBUM REPORT PART-1


  DSL、約2年半ぶりになる待望のニューアルバムの制作が始動しました!moment websiteでは、リリースまでの間、彼等のレコーディングからリリースまでを、数カ月に渡ってレポートいたします。今回は、そのPART-1。


 10月1日都内レコーディングスタジオにて。

  9月から始まったDSLのニューアルバム(タイトル未定)のレコーディング。メンバーの長田進と根岸孝旨に加えて、今回サポートとして、山本拓夫、沼澤尚が参加。
  一見自由なラフさがただよう現場ですが、一曲毎にじっくりと時間をかけて入念な音録りが進んで行きます。時にセッションぽく、仲間達が楽しそうに、自らに与えられたパワーを互いに表現し合ってマス。
 またスタジオにはnanacoの姿もあり、これからどういう形になっていくのかが、とても楽しみ。レコーディングもまだまだ中盤に差し掛かったばかりなので、全貌も、まだまだ不明。もう少し詳しい情報は、次号#11にてお伝えしたいと思います。(PART-2へ続く)

Movie

『DSL recording clip Part1』

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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



今号の、根岸孝旨talk&interviewもお楽しみ下さい。


 井上富雄「cajun moon night Vol.3」

井上富雄「cajun moon night Vol.3」

  今月、momentがお勧ライブは、井上富雄「cajun moon night Vol.3」です。とにかく、何も言わずに、行って、観て、体験するべし!



11/14(金)下北沢440(four forty)OPEN19:00/START19:30
出演:井上富雄(Vo & B)/古田たかし(Vo & Ds)/ 尾上賢(G&Backing Vo)/
出演:柳沢二三夫(G&Backing Vo)
前売¥3,000/当日¥3,500(+1オーダー¥500)
【チケット発売】10/11(土)〜チケットぴあ、
【チケット発売】440(電話予約のみ):5481-4143(14:00-20:00)
【問】440(four forty):03-3422-9440(16:00〜)
【問】スマイリーズ:03-5432-7272




今回、特別に収録しました、井上富雄&古田たかし両氏からの、このライブに関するメッセージ映像をお届け致します。

井上富雄HP→ http://www.cajun-moon.com/

Message Movie


『井上富雄&古田たかし』


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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



 おちあいさとこ『ことば』

おちあいさとこ『ことば』

  おちあいさんの歌はいくつかの「顔」を持っている。ユニークなテーマを聴かせながら、あるときは優しい母のような肌触りで、あるときは激しい恋心に燃 え、そしてあるときは毒蛇のように鋭い牙をむく。
そんなおちあいさんの曲の中で、この『ことば』には妙に引かれるものがあった。
言葉で伝えたいのに伝わらない微妙な気持ち、どうすればいいんだろう…?これって出口の無いネバー・エンディング・ストーリーな問いだったりするんだ けど、そんな気持ちをさらりと歌いあげて、しかも心温まる余韻を残してくれたりする。とても不思議で魅力的な曲だと思う。いずれにしても…私たちを魅了するのは、包み込むようなあの美しい歌声であることは間違い無いんだけどね。


ぜひ、皆さんも素敵なおちあいさんの歌に出会って下さい。
(text by 松尾博司)

おちあいさとこHP
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/booska/

Music Clip


『ことば』


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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)


 Dr.StrangeLove net


 Dr.StrangeLoveの音楽に惚れ込み、もっともっといろんな人に素敵な音楽が伝わったらいいな、と思ってこのサイトを立ち上げました。個々の活動も多いお二人なので、DSL情報と共にギターの長田進さん、ベースの根岸孝旨さん、それぞれのプロデュースワークなども紹介しています。

 Dr.StrangeLove net はDSL愛聴家のmoccoさんが愛をこめて 個人で作成したサイトです。
 多くの人に素敵な音楽が伝わりますように。
DR.STRANGELOVE NET

 radiofish:DJ佐野元春

TOKYO-FM(80.0MH)で土曜20:00からON AIR中のラジオ番組「radiofish」のHP。
佐野元春が、DJ、選曲、構成を担当する音楽プログラム「radiofish」。
土曜の夜のひととき、素敵な音楽とDJ佐野元春に耳を傾けてリラックスしていただきたい。
このHPでは、毎週ON AIR後、DJ佐野元春による「放送後記」が聴ける。
エコロジー・オンラインによる「エコロジー・レポート」も注目。
radiofish

 現在、最新マキシシングル『TONIGHT』が、佐野元春WEBサイトにて特別リリース中。
(http://www.moto.co.jp/store/store.html)是非一枚、手に入れて聴いて欲しい必聴盤です。

  また、11月15・16両日、鎌倉芸術館においてスポークンワーズ・ライブ「in motion 2003」が開催
されます。詳しい情報はHPよりどうぞ。(http://www.moto.co.jp/live/live_info/info_top.html



連載  from TERA , KEN and JUNYA

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。


#10
『AVALON/邦題:わが心のボルチモア』

音楽:ランディ・ニューマン(RANDY NEWMAN)
1990年/米/バリー・レビンソン監督作品。M・ジョンソン&B・レビンソン製作。
アーミン・ミューラー=スタール主演。エリザベス・パーキンス、エイダン・クイン、
ジョーン・プローライト他共演。アラン・ダビュー監督。

音楽を担当したソンガー&ソングライターのランディ・ニューマンが、R・レッドフォード主演の映画『ナチュラル』に続いて、バリー・レビンソン監督と組んだ2作目の映画。
映画音楽の巨匠であるアルフレッド・ニューマンを叔父に持つランディ・ニューマンは、すでにこの頃は『ラグタイム』『バックマン家の人々』などの映画で数々の賞にノミネートしている。他にも共同脚本も手がけた『サボテンブラザーズ』や『トイストーリー』、最近の『モンスターズインク』では、数々の賞を受けている。


  話は1914年から始まる。アメリカ、ボルチモアのアバロン(AVALON)という街に移住した東ヨーロッパ移民のクリチンスキー兄弟の以後、3代に渡る家族の歴史を辿っていく。ラジオからテレビへと移っていく時代の中で、移民家族の自国への郷愁や、アメリカン・ドリーム等のいくつかのエピソードちりばめれていて、家族の情景と共に、時代背景がリアルに映し出されていく。ボルチモア出身のバリーレビンソン監督ならではの愛情がこもった「地元映画」のひとつ。他作品の『ダイナー』あたりもボルチモアが舞台となっていた。日本で例えると大林監督が尾道を舞台に選ぶ様に、とにかくレビンソン監督はボルチモアが多く、プロデュースしたTVシリーズにもあったくらい。

  サントラの内容は、M-1『1914』は、映画のテーマ曲となっている楽曲。M-3の『AVALON/MOVING DAY』と合わせて、この2曲がアレンジをかえて全編に流されてゆく。他にM-5『TELEVISION TELEVISION TELEVISION』とM-6『CIRCUS』とM-10『NO MORE TELEVISION』は、多少コミカルなイメージの曲で、子供達を含めた家族の楽しい日常イメージを描いている。ジャンル的には、ニューオリンズっぽいものやラグタイム。音的にはバイオリンとピアノがメインで「ランディ・ニューマンらしい音楽」に仕上がっている。

  個人的には、最近の『モンスターズ・インク』などのアニメ作品でのアカデミー音楽賞などの受賞を考えると、この辺りの作品で取らせても良かったのでは?と思う。なぜかランディ・ニューマンの映画音楽賞の受賞作品は、選択にどこかチグハグ感があるような。

このサントラCDはワーナーパイオニアより日本盤がリリースされているが、廃盤かも?
『わが心のボルチモア』はレンタル、DVDで観られますのでチェックしてみて下さい。



KEN's BOOK Review 漫画、小説、雑誌など「誰かに教えたい!」と思う、"本"を毎号、紹介していきます。


#10
『百日紅(全3巻)』

著者:杉浦日向子
版元:実業之日本社
発行:1990年
価格:各1000円

 「果実がたわわに成る、とは言いますが、この木は花がたわわに咲き、花の重みで、 枝が弓なりになってしまいます。わさわさと散り、もりもりと咲く、というお祭りが、秋までの百日間続きます。 長い、長いお祭りです。百日紅のしたたかさに、江戸の浮世絵師がだぶり、表題はこんなふうに決まりました」(まえがきより)
 「江戸の浮世絵師」とは葛飾北斎のこと。北斎といえばその絵師としての評価はもちろん、キテレツな逸話が多いことでも知られる人物。そんな北斎と、北斎の周辺で起きる日常の出来事を江戸の風俗をまじえて描く。
 劇画と正反対の書き込みの少ない「白い」絵だが、江戸っ子の粋な会話と相まって独特のリズムがあり、面白いというか気持ちの良い作品。作者のうまさを感じる。
写真のマルサンコミック版は絶版だが、ちくま文庫から上下巻で再版されているので興味のある方はどうぞ。
どうでもいいが「さるすべり」と打ち込んで一発で「百日紅」と変換されるとなぜだか気持ちがいいものですね。


JUNYA's Select Guitarshop ギタリスト長谷川純也がお薦めする、こだわりのギターショップをご紹介します。





クロサワ楽器渋谷店

〒150-0041 東京都渋谷区神南1-11-5
TEL/03-3462-9211 E-MAIL: sib@kurosawagakki.com
営業時間/ 11:00〜20:00(年中無休)
クロサワ楽器HP→http://www.kurosawagakki.com/

Movie

クロサワ楽器の店内を見る
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 みなさまたいへんごぶさたしています。久しぶりのセレクトショップですが今回
御紹介するクロサワ楽器渋谷店はエド・ガーハードを通じて劇的な出会いがあった場
所でもあります。
 ある日、僕はエドのCDを持って「すみません エド・ガーハードの CD置いていただけますか?」とクロサワ楽器渋谷店を訪ねた時のこと僕を担当した方が、少し待 っていて下さいと奥の方から何かを持って現れたんです。それはエドと一緒に撮った写真とエド のサインが入ったCDでした。彼が一言「実は僕エド・ガーハードの大ファンなんです。」どうし たらエドのCD手に入るかと思案中だったということもあってそれ以来エド・ガーハードのクリニッ クをやらせていただいたり、エドも日本に来ると必ず足を運んでいますし先日はエドの友人でもあ るビル・フリゼールが現れたり、結構色々な著名人がちょっと立ち寄ったりしているお店ですよ。 それだけ気になる楽器があるってことですよね。店長の秋野さん、彼がまたすごい熱いハートの持 ち主なので何かギターについての相談があったら彼を訪ねてみるのもいいんじゃないかなと思います マーティンの日本総代理店だというのはみなさん御存じだと思いますが、それら以外のクオリティが 高いギターもなにげに置いてあるのも魅力のひとつだと思います。

長谷川 純也